俺様彼氏と女王様。
2分くらい抱きしめられたあたしは日向がどれだけ疲れてるかわかってしまった。



抱きしめると言うよりも寄り掛かってくる感じ。



腕の力も弱い…。



「ヒナ?」

「ん!?あぁ!!完全トリップしてた…。行くか!!」



あたしを離して歩き出す日向…。



本当に大丈夫なんだろうか…。



「蓮司、再開!!」

「もうイイのか?」

「イイ。次で決めっからな!!」

「そりゃ頼もしいことばだ。」



それからの日向は人が変わったかの様に絶好調。


大丈夫みたいだ。



「よ~し!!OK!!最高!!」

「本当!?やった~!!終わった~!!」



蓮さんからの『最高』の言葉をもらって長かった4日が終わった。



今日は着替えて帰るだけ!!



レジェは定休日だから日向も家に帰るし!!



「お疲れさん。」

「お疲れヒナ!!早く帰って寝よう!!」

「あぁ…。ちょっと待って…。気持ちわりぃ…。」



日向?



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