俺様彼氏と女王様。
蓮司は帰りたくないと言う寧音を引っ張って病室を出て行った。



やってらんねぇ~!!



俺が悩み過ぎなのか!?



もっと気楽に考えればいいのか!?



何なんだよタイシ!!



「天道く~ん。大丈夫ですか~?」

「大丈夫だから帰してもらえないかな?」

「でも~先生の許可がないと~退院はできないの~。」

「うん。そこを何とか!!まさかとは思うけど先生って女医さんじゃないよね?」

「男の先生よ~?」



女医だったら落として退院許可をもらおうと思ったのに…。



最悪だー!!!!



俺は薬をもらって寝る事にした。



今はもう寝るしかないって事。



腐る程寝てやっかんな!!



「天道く~ん、朝だよぉ~。」

「うるせぇぞブ…。」



ス…。



とか言っちゃいけないよな…。



「おはようございます。」

「朝から王子なのね~!!幸せ~!!検温します!!」

「自分でできます!!」



看護師の対応でここは危険地帯と判断した。



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