俺様彼氏と女王様。
かなり泣いた。



だって日向がいるんだもん。



優しく髪を撫でて安心する言葉をいっぱいもらった。



「風呂入ろうか。」

「うん!!」



散々日向のシャツを濡らしてから一緒にお風呂に入った。



久しぶりに見る日向の身体。



少し痩せた気がするけど何も変わってない。



「おいで。」

「日向優しい。逆に怖い。」



優しい日向にバスタブの中で抱きしめてもらった。



この感触、この腕。



日向だ…。



「キスしてない…。」

「じゃ、こっち向いて?」



日向との久しぶりのキス。



最高に優しくてこのままお湯に溶けそうだ…。



「今日は早く寝ようか。」

「しなくてイイの!?久しぶりに会ったのに…。」

「イイの。寧音を抱きしめられたらそれで満足。」



その日は久しぶりに日向の腕の中でゆっくり眠った。



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