俺様彼氏と女王様。
着替えた俺とタイシ。



気付けば蓮司がいた。



「おはようございます蓮さん。」

「おぅ。タイシとやるって聞いたから来た。やってやれ。お前がどれだけの男か。見せてやれ。」

「言われなくてもやりますよ。俺は蓮さんをこえてやるんだからね?」

「ははっ!!こんなとこで宣戦布告かよ。まぁ…。俺が抜けんのは日向くらいしかいないだろ。頑張れ。」



頑張るよ親父。



俺は蓮司の息子だ。



世界一の男の子供。



サクッとやっちゃうよ?



「日向って…なんなんだよ…。」

「潰されないって言ったでしょ?タイシってたいしたことねぇじゃん。口だけ?」

「カメラの前と普通にしてる時じゃ違い過ぎる…。俺は何て事しようとしたんだ…。Neneもあんなだし。マジ何者なんだよ…。」



俺!?



俺は『日向』だ。



世界一になる男。



残念だなタイシ君。



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