俺様彼氏と女王様。
【日向】



帰ってきた俺を待ってたのは衝撃の事実。



『お前、お兄ちゃんになるんだぞ!!』



蓮司が最高の笑顔で言ってきた。



お兄ちゃんとかよくわからない…。



妹か弟が出来ると言う事か?



ってか出来たのか!?



この歳で急に兄貴になるのには軽く抵抗があるんだが…。



「産むんですよね?」

「産むに決まってんだろ。アホか。」



そっか…。



日向君はもうじきお兄ちゃんになります。



「ロンドン土産…。」

「ありがと~!!」



亜香里もテンション高いな…。



何か俺にやっとカミングアウト出来たような顔してる…。



「ただいま寧音…。」

「おかえり。」



何か素っ気なくね!?



あっ、ケンカ中か…。



「寧音がパーティ行かないなら俺も行かねぇから。」

「いいよ別に。あたしも渋々参加するから。立場的にね。」

「そう…。」



何か今はどうでもイイ感じ…。


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