俺様彼氏と女王様。
テスト当日、あたしと日向は悪代官並の面持ちでテストに望んだ。
日向が答案用紙に答えを書いたらそれを先生の見てない隙に渡してくれる。
あたしはそれを写すだけ。
でもあたしがこんなに頭がイイはずがナイので何問か外して書いたりした。
「琉伊は何で出来るの?」
「俺は教えてもらってっから。先生に。」
「何で!?」
「色仕掛けってヤツさ。」
琉伊はどこまでもずる賢い…。
桜は学校来てるからわかるんだよね。
里沙ちんも頭いいみたいだし、疾風は…。
「どうしてわかるの!?」
「里沙と勉強してんの。俺、何気に飲み込み早いから。」
疾風って元ヤンって聞いたんだけどな…。
頭イイんだ…。
あたしだけバカ!?
いや、琉伊もバカか…。
日向が答案用紙に答えを書いたらそれを先生の見てない隙に渡してくれる。
あたしはそれを写すだけ。
でもあたしがこんなに頭がイイはずがナイので何問か外して書いたりした。
「琉伊は何で出来るの?」
「俺は教えてもらってっから。先生に。」
「何で!?」
「色仕掛けってヤツさ。」
琉伊はどこまでもずる賢い…。
桜は学校来てるからわかるんだよね。
里沙ちんも頭いいみたいだし、疾風は…。
「どうしてわかるの!?」
「里沙と勉強してんの。俺、何気に飲み込み早いから。」
疾風って元ヤンって聞いたんだけどな…。
頭イイんだ…。
あたしだけバカ!?
いや、琉伊もバカか…。