俺様彼氏と女王様。
そう決意した俺はそれから寧音をフランスに見送った。



アイツもいつの間にかあんなにデカくなって…。



世界中Neneブームってどういう事だよ…。



俺も負けてられない。



だから頑張る仕事。



「あの新人結構イイね。疾風の危機なんじゃない?」

「日向さ~ん、俺は里沙に褒められれば延びんの。だから琉伊も越しちゃうかもよ?」

「疾風が琉伊を!?ムリでしょ~。」

「日向もうかうかしてらんねんじゃね?どんどん下が出て来る。」

「俺は大丈夫。誰にも抜けないようなモデルになるからね。」



疾風がここまで延びて来るとは思わなかった。



里沙ちんが歌手になってから疾風がウケるくらいに急成長。



やっぱり彼女には負けたくねぇって事か。



「同志だね疾風。」

「何が?」



俺も絶対寧音には負けねぇ。



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