俺様彼氏と女王様。

その点琉伊は気楽にやってる感じがしてイイ。



そんなに固くもなく自分の道をマイペースに行く感じだ。



「日向さん!!」

「はい？」

「マジ尊敬してます!!」

「それはありがとう。君は…倫太郎だっけ？頑張って。」



俺って大物か…。



最近のモデルは信者ばっかりだな。



このまま走り続けたら蓮司を抜けっかな…。



「よぅヒナ。」

「あ、蓮司。何？新人いびり？」

「そんなとこ。で？お前はどうなの？」

「今の所蓮司に負けてナイかな。」

「そうか。じゃあそろそろ俺のブランドのモデル…」

「俺はまだしないってば。」



もう少しだけデカくいてくれ。



背中を追い掛けるんじゃなくて、俺はそのデカイ背中を抜くんだ。



「頑固息子だな。」

「親父譲りじゃない？」



早くやりてぇな。



蓮司との撮影。