俺様彼氏と女王様。

俺は寧音に何かあったら死ぬより辛いかもしれない…。



「とにかくこれからは一人になるな。」

「うん…。」



不安気な寧音を何とか安心させてから一緒に風呂に入ってからベッドの中で抱きしめた。



寧音が寝るまで寝ない。



「ひー君、ちょっとイイか？」



蓮司がドア越しに俺を呼んだから俺は寧音が寝たのを確認してからベッドを抜け出した。



ソファに座ってる蓮司の斜め向かいに座る。



「ストーカーだと思う。」

「根拠は？」

「家に来るイタ電。」



家!?



うちに電話がかかって来てるって事か!?



「あんまり気にしてなかったんだけどな、最近夕方から無言電話がかかって来る。」

「マジかよ…。」

「俺が出ると切れんだけど亜香里が出ると無言なんだ。亜香里のストーカーかと思ったら寧音のか…。」



有り得ねぇぞそれ…。



俺はどうすりゃイイんだよ…。