俺様彼氏と女王様。
それって…。



「昔飼ってた猫と寧音を被せてる。」

「俺もそんな気がすんだわ…。」

「寧音は人間だっつーの!!」



もうムリ!!



俺、最高キレっかんな!?



「後2日、マジヨロシク。ってか、ショー終わったらすぐ帰るわ。って事で、明日ヨロシク。」

「はいよ。」



アイツは猫じゃねぇから!!



たしかに猫だけど…。



一応人間だ!!



「お疲れ様でした!!俺打ち上げパス!!」

「日向と話したいモデル達が待ってるぞ?」

「またの機会にして!!じゃあ飛行機に乗り遅れるから帰る!!」



もう終わらせてやるから。



マジ10発くらい殴らせろよ!?



そう思いながら俺は日本に帰った。



「『迎えに行くよ。』」



その手紙と一緒に届いてたプレゼント…。



またたび…。



マジムカつく!!



プレゼントすんならせめてバッグとか服とかにしろよ!!



「どこ行くのヒナ!?」

「家の外。」

「やめてよ!!」

「ムリ。俺がいない時に迎えに来られたんじゃたまんねぇからな。」



寧音は俺が守る!!



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