俺様彼氏と女王様。
本当に許せない!!



「どいて日向。」

「は!?」



今まで不安と恐怖をありがとね。



たくさんお返ししなくちゃ…。



「ヤメろ寧音!!」



あたしは思い切り顔面パンチ。



こんなもんじゃ足りない…。



「痛い!!」

「痛いよね!?あたしはズット怯えてたんだからね!?マジ殺す!!」

「リリィはそんな子じゃない!!」

「あたしはリリィじゃない!!」



そこからは日向が止めに入るまでストレス発散。



メタボは殴っても痛くなさそうだね。



痛がってるけど。



「もう関わんないで。」

「………日向がいなければ…。リリィは僕のとこに帰って来る…。」

「は!?」



キラッと光るカッター…。



結構目がマジだ。



「ヒナ!!」



立ち上がった男が日向にカッターを刺した。



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