俺様彼氏と女王様。
【日向】



寧音のいないレジェで働く俺。



蒼斗の事を考えると顔がニヤケる。



「いつまでその顔してんだよ日向…。」


「だって蒼君スゲェカワイイんだ!!」

「はいはい…。」

「でも寧音が体調崩してんだよ…。」

「だから今日休みなのか。風邪か?」



風邪って言うか疲れか?



目眩するとか言ってたから少し心配。



帰りには寧音の好きなアイスでも買ってってやろう。



そして今日は早めに上がって寧音を労る!!



俺って最高優しい彼氏だよな~!!



「ただいま~。」

「おかえり。ねぇヒナ、寧音チャン具合悪いの?」

「みたいだな。あいつメシ食ってねぇの?」

「うん、何か顔色悪かったけど大丈夫?」



亜香里にそう言われた俺は寧音が心配ですぐに部屋に向かった。



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