俺様彼氏と女王様。
こいつらぜってぇアホだろ。



「泡出た泡~!!」

「よかったな…。」



寧音はいつの間にか俺らの中に普通に入り込んでる。



蓮司の友達は親戚以上の付き合いがあるからそれは嬉しい。



マジで嫁になってもやってってくれそうだ。



「日向~、俺ら今日泊まる!!」

「帰れよヒロ!!」

「だって愛菜が酔い潰れた。」

「マジか…。」



ヒロが泊まると言い出してから琉伊達も泊まるし疾風達も泊まると言い出した…。



何ココ!?



ホテル!?



民宿!?



「俺ら恭一ん家で高いワイン空けまくりすっからお前ら好きにやっていいぞ。」

「はいはい…。もう帰ってくんな…。」

「ココは俺ん家だガキ。」



蓮司はそう言い残して大人達とリビングを出て行った。



残されたのは高校生8人。



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