俺様彼氏と女王様。
寧音は朝ダルそうに起きて仕事に出掛けた。



何か食ったかな…。



「寧音何か食ってったか?」

「何も食べてないから心配…。」

「どうすりゃいい?」

「あたしにもわかんない…。」



困った…。



あのままだとマジで入院だぞ?



寧音の仕事が終わるのは後2週間。



心配だぞ…。



学校に行っても寧音が心配で携帯を手放せない。



「日向…。」

「どうしたの?」

「サクが昨日から吐きまくり…。」

「桜もか…。」

「だから今日実家に帰った。アレで大丈夫なのか?」

「俺もわかんない…。」



男ってマジ情けねぇな…。



あんなに大変そうなのに…。



「そう言えば琉伊はこの先どうすんの?」

「そう、そこも問題。モデルだけじゃ食って行けないよな~…。」

「何すんの?」

「サラリーマン…。」



向いてねぇだろ…。



琉伊バカだし…。



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