俺様彼氏と女王様。
琉伊のたわごとは聞かないで携帯を見つめた。



大丈夫か…。



マジで倒れたりしねぇよな?



「じゃ、俺は仕事に行きますわ。」

「日向…。」

「何?」

「俺…。俺も世界を目指す。」

「は?」

「俺にはモデルしかねぇ!!だから…。俺もアメリカ行く。」



琉伊が…。



本気になった。



でも俺たちはそれで納得したんだけど桜は納得するんだろうか…。



「もう一回パパリンに殴られるわ。でも俺は桜と子供を守って行く役目がある。だから、桜だって分かってくれると思う。」

「そう。じゃ、結論が出たら教えて。俺はいつでも大歓迎だから。」



琉伊と一緒にやれんなら俺も嬉しい。



また一緒に頑張れる。



モデルを始めた時みたいに。



俺もマジで頑張ろう。



寧音と子供達の為に。



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