俺様彼氏と女王様。
酔った勢いでひいたベース。



「普通に聞こえんだけど…。」

「だよな!?何これ!?酔拳みてぇだな!!」

「酔えば出来んじゃね!?」



マジでどうすりゃイイの?



本番も酔っ払ったまま弾けと!?



「別にイイんじゃね?ハイになれるし。」



そう言う問題か!?



学校で酔う事自体どうかと思うが…。



「蓮司!!ココ弾くから聞いとけ!!」

「おぅ。」



蓮司は毎日俺のベース練習に付き合ってくれた。



飲めば飲む程上達…。



「完璧だな!!」

「だはははは!!俺天才!!1週間で4曲マスター!!」

「本番は喋るなよ?飲んでんのがバレっから。」

「喋んねぇ喋んねぇ!!」



もしかして疾風より上手いかもよ!?



酒ってすげぇ!!



「日向お酒臭い…。」

「ちょっと蓮司の部屋でな~。」



なはははは!!



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