俺様彼氏と女王様。
いつもと違う事しやがって…。



寧音からされたキスで離れる寂しさが伝わってきた。



「おはよ?」

「おはよう。」

「早く準備しな?」



優しくすんなよ…。



寧音らしくねぇ…。



余計行きづらいじゃねぇか…。



着替えた俺は出発の準備。



「蒼チビ。兄ちゃんは少し留守にするから姉ちゃんヨロシクな?」

「だぁぁ~。あぁぁ~うぅ!!」



蒼斗も次に会う時には大きくなってんのかな…。



自分の子が産まれる時には帰って来たい。



「行くのか?」

「あぁ。柊太、マジでレジェよろしくな?」

「大丈夫だ。俺と慎也に任せとけばあの店は安泰。」

「じゃあ本気任せた。」

「頑張れよ?」



柊太、マジよろしく。



寧音の事もたまには気にかけてやってな?



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