俺様彼氏と女王様。
【寧音】



日向と琉伊の後ろ姿を見送った後はもう動けない。



涙が止まらなくて動けないよ~…。



ポンッと頭に置かれた大きな手。



「泣くな。」

「蓮…さん…。」

「俺様が胸かしてやるか?」



そう冗談を言う蓮さんのおかげで止まった涙。



日向達が乗った飛行機を見てから家に戻った。



もう泣かないもん!!



「寧音チャンご飯食べる?」

「うん…。ねぇ亜香里さん、日向がいないけど…。あたしここにいてイイの?」

「何言ってるの?寧音チャンのお家はここでしょ?何も遠慮しなくていいんだよ?寧音チャンはもう家族なんだから。」

「ありがとう亜香里さ~ん!!」



ここで日向を待ってるね?



だから早く帰って来て…。



早く蓮さんより有名になって…。



あたしも頑張るから日向も頑張れ!!



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