俺様彼氏と女王様。
目に入ったのは髪がバッサリ切られてて、化粧をしてない汗だくの寧音…。



超痛そう…。



「は!?なんでヒナがいんの!?」

「ただいま…。」

「連絡してから来てよ!!ってか何しに来たの!?」

「立ち合い?」

「出てけボケ。」



感動の再開のはずが…。



俺は追い出されて分娩室の外…。



それでも寧音は最後に俺を呼んだ。



「日向マジ殺してやる!!代わってよ~!!」

「ごめんなさい…。」



そこからはもう何を言えばいいかわからなくてただ立って見てた。



そして時間差で出て来たチビ達…。



産まれた時の蒼斗よりはるかに小さい…。



「マジやべぇ…。」

「泣かないでよ日向…。」

「泣いてねぇ!!」

「何!?感動!?」

「泣いてねぇし…。」



顔とか見れねぇよ…。



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