俺様彼氏と女王様。
寧音の元に来たチビ達はギリギリ低出生体重児にはならなくてすんだ。



「腹痛い…。腹痛い!!」

「普通『カワイイ!!』とかじゃねぇの!?」

「だったら代わる?」



寧音はまだ腹が痛いらしい。



可哀相に…。



でも俺はこの二人が可愛くて可愛くて…。



抱いてみた。



「こっちが男?」

「そうだね。」

「俺がパパだ!!とか言っちゃって~!!」

「ウザイ!!」

「カワイイな…。」



もう一人も抱いてみた。



寧音に似て美人だな。



「うまく産んだな。」

「もう産まない。兄妹いるし!!男も女もいるし!!」



俺の子供は男女の双子。



すっげぇ可愛くてマジやべぇ。



「帰って来てくれてありがとう。」

「照れるから言うな…。」

「で?名前は?」



名前を付けたらまた俺はアメリカだ。



寧音より離れらんねぇ!!



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