俺様彼氏と女王様。
裸で日向にくっついて睡魔と戦う。



勿体なくて眠りたくない…。



「寧音…。あのさ…。」

「ん~?」

「俺ちょっと旅にでます…。」

「どこに?」

「学校がナイ地域とか、地雷が埋まってて危険な場所とか…。」

「地雷!?日向が行くの!?」

「あぁ。危険なとこに行ったりするから…。だから寧音の了解が欲しい。」



日向が言うには、世界中で困ってる人達がこんなにもいるって事を世の中にわかってもらいたいかららしい…。



そして世界中旅したのを写真集で出す。



その売れたお金は全額寄付するって…。



何で急に…。



「世界の華やかな場所しか知らないから。全部の国がそうなればいい。そのために俺が出来る事を少しだけしたい。」



真剣な目を見たら許さないわけにはいかなくなる…。



でも危険…。



「死ぬなんて許さないよ?」

「死にません。まだお前達と一緒に住めてないからな!!」



ここまでやったんだから、もうやりたいようにしちゃいな…。



< 701 / 712 >

この作品をシェア

pagetop