俺様彼氏と女王様。
疾風の話しを聞きながらプリントをスラスラ解いてる日向。



王子さんは何でも出来るんですね…。



後で写させてもらおう。



「一般人俺だけじゃん!!」

「柊太は何もしないでそのままにしててよ…。」

「えぇ…。俺もお前ら見てると何かしたいんですけど…。」



バレンタインに先生と付き合ってから大人しくなった柊太は、結構イイ奴。



まぁ、性格は元からよかったみたいだったけど女癖が問題だったからね…。



だからあたしと日向は先生に感謝してる。



「だったらお店の店長でもしたら?」

「店!?」

「うん。カフェとかバーとかまたはクラブとか。俺達が気軽に集まれる場所が欲しいから。」



何て突拍子もない事いうのよ日向さん…。



そんなお金ないでしょ!?



「この前言われたんだよね。空き店舗のオーナーやんないかって。」



はい!?



日向がオーナー!?



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