俺様彼氏と女王様。
日向はさっきから笑って会話を聞いてた。



何かイヤな予感がする…。



「寧音はどれがいい?」

「えっ!?あたしに選ばせるの!?」

「うん。」



究極じゃない?



他校の制服とか目隠しとかエプロン…。



「日向の服…。」

「そう。分かった。」



今日は実家に帰ろうかな…。



でも帰ったらあたしの仕出かした悪事をいつまでも許してもらえなさそう…。



「あっ、あたし今日遅いと思うよ?先に寝てたら!?」

「明日学校休みだし、仕事も午後からだから起きて待ってるよ。」



この人鬼だ鬼…。



悪魔。



あたしをそんなに辱めに合わせたいの!?



このドSヤロー!!



そんな事思っても言える立場じゃないので黙ってる事にした。



「楽しみだね。今日の夜。」

「ははっ…。」



帰りたくないよ~!!



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