俺様彼氏と女王様。
朝起きると寧音は早くから仕事みたいでいなかった。



キッチンに行きグラスにオレンジジュースを注いで飲むと蓮司も起きてきた。



「俺にも…。」

「あいよ。」



亜香里は仕事に行ってていない。



蓮司は何か知らねぇかな?



「なぁ、最近の寧音って何かあったとか聞いてる?」

「聞いてねぇよ。何で?」

「様子が変だ。」

「生理じゃね?」



おい、俺は真面目に心配してんだっつーの…。



蓮司も知らない事は桜に聞くか…。



「知らないよ?寧音の性格が女の子らしくなったんじゃない?」

「そんなに単純にコロっと女の子になれるような奴じゃないでしょ…。」



桜も知らないなら琉伊も疾風も知らないはずだ。



かなり困った…。



何を一人で抱え込んでんだよ。



頼られない俺って…。



頼りがいがないのか…。



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