愛 ~③巻~
協力的だね…。

『軽くだからね!』

「えっ…」

再び龍の瞳に涙が溜まる。

『うああ~ちょっと激しくても良いから!』

「ワ~イ」

うっ…思わず失言を…。

龍の顔が近付く。

皆は私と龍をじっくりと
見る。

うぅ…。

『やっぱりやめっ…んむっ』

龍の唇が重なる。

『ん~っ…』

私は龍の胸を押す。

だけど力では適う筈が無い。

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