愛 ~③巻~
「いでっ…」

『龍のバカァ!!!』

私はポカポカと龍を叩く。

「倉井、どうしたんだ?」

先生はガシガシと頭を掻く。

『だってぇ…』

龍は紙に大きく…。

《未來の彼氏は俺なんだからな!
キスぐらい良いじゃんか!》

他の人に見られたらどうするの~!?

『龍のバカ!アホ!』

「喧嘩はやめて、さっさと席に座れ~」

『うぅ…』

私は悪くないのに…。
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