愛 ~③巻~
「未來…」

龍の顔が近付く。

『あ』

「なっ何…!?」

唇が触れる瞬間だったのか、

龍がびくっと私から離れる。

『キスはまだしちゃダメだよ♪
教育だから♪』

「なななっ…何で~!」

『ドンマイ』

私は龍の肩を叩いて龍を宥める。

「キス~愛情表現ー!」

『嘘だよ。キスしてあげる』

私は龍の頭を撫でる。

「あー…未來なんか好きになるんじゃなかったぁ…」

なぬっ…?
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