君が好きですから
彼氏、できました!


「率直に言うと付き合ってくれないかな?」

6年待ち続けたこの言葉、もちろん返事は

「うん!」


私、未 未来茄(ひつじ あすな)14歳、初めて彼氏ができました!

「ふふーーーっ!てことで、付き合いましたーーー!」

「、、、声でかいし、まぁおめでとさん」

話しているのは親友の福月 美嶺(さきづき みれい)、和風美人って感じの子。
美嶺とは付き合いが長いわけではないけど、大好きな子。


彼女かぁ、嬉しいなぁ、、、へへ

「宗太おはよーーーー!」

「おは」

来ました
私の彼氏こと、修江 宗太(ながえ そうた)
無関心キャラなのか、作っているのか、本人いわく女は興味ないらしい
そんな不思議な彼です。


「おはよ」


ビクゥ!


「お、おはようであります!」


、、、であります!って、恥ずかし!!!


「クク、、、軍曹でありますか?」

「もう!おはよーーー!これでいいでしょ!」

「わかったわかった」


そう言って宗太は私の頭をガシガシした。


朝からラッキー!



宗太は男女問わずモテるの、優しいし、完璧だし、小6の時にはモテ男No.1だったんだ!

まぁ、まだ知っているのは美嶺と宗太の親友の木下 諒(きのした まこと)だけであるので、、、


「そうたぁ!今度一緒に遊ばなぁい?」


出た、葛 摩美(かずら まみ)顔は良いんだと思われるが、かなりの男好きで嫌われもの。
しかも、このクラスのボスだと勘違いしている。


摩美が宗太の手を引っ張って行く


んにゃろ、お前彼氏いんだろ!

と言ってやりたい、


私、美嶺、宗太、諒、そして諒の彼女摩美の所属する1組に亀裂が入ったのは、これがきっかけになったのだろう

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