君が好きですから
初めてのデート

なにもない短いようで長かった冬休みがあけた。

宗太と一緒にいれるのは短くてあと2ヶ月ちょっとになってしまう。


「ぶつぶつ言う前に自分で動け!」

相変わらず冷たい美嶺のアドバイスを受け、少し積極的になってみることにした。



あのさ、今やってるvoiceって映画観に行かない?


恋愛関係に消極的な私にしては、よく頑張った方だと思う。

拒否されるんじゃないかって返信くるまではずっとケータイを強く握ってた。

ピロリン

ケータイが鳴ったと同時にいつも通り開こうとしたが、あまりにもギュッと握ってたもんだから滑ってしまった。


いいよ。
バスケ入ってないの今週の日曜なんだけど、そっちの予定は?


今週の日曜、、、奏依と羚と美嶺と遊ぶ約束が、、、


ひとまず、美嶺に報告ついでに相談しよ、、、



報告ついでに言ったらあっさりと日曜は譲ってくれた。


なんか申し訳ないけど、、、
宗太とは早めに日にち決めないとバスケが入るうえに忘れられちゃうからな、、、


そんなんで初デートをすることになった。



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