幼馴染み

八城村

父を失った母と私は東京から離れて八城村のばぁちゃん家に住むことにした。

母は東京に住んでいる爺ちゃんと婆ちゃんにも事情を話し、年に二回以上孫の顔を見せるということで了承を得た。

八城村は自然がいっぱいあり、遊ぶところはあまりなかったが虫とりや冒険などをした。

しかし、溺れたことから川だけは近づかなかった。

そして昭和六十二年、八月三十一日、夏休み最後の日私は一人の少女と出逢うことになる。
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