落ちこぼれが世界を救う話



「ちょっと!離しなさいよっ!」



何処からか、女の子の声がした。



「……うん?」



気になって周りを見回しても、
そこには誰もいない。


女どころか、男1人も。



もちろん、今日は成績発表の日だから
こんな所にいるのは彼ぐらい……。

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