落ちこぼれが世界を救う話



「……アレ。」



右手をみて固まる。



「やっと見たわね。とりあえず離しなさい。」



「…………。」




―――俺の手の中にいたのは、おしるこラーメンではなく……



……小さな妖精、だった。

< 34 / 102 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop