落ちこぼれが世界を救う話


だから…


彼はいつだって独りだ。


学校にいても

家にいても。


周りには、誰もいない。


かけられる言葉は……。



(…もう…けなされようが、独りだろうが…
慣れたけど…。)



いつだって、どんな時だって独りで……。


けなされ続けたから


彼はそれに慣れてしまった。
< 7 / 102 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop