罪桜
そんなとき、韓国にいって
なおくんに出逢って
恋をした………
なおくんは、私の生きている世界とは
違う世界を生きている人だった……
私が持っていないものを、
なおくんは持っていて……
私が生きていない世界を、
なおくんは生きていて……
私は……なおくんに少しでも
近づきたくて……
なおくんに抱かれたとき……
近づけたと……思った
ねぇ、なおくん
また、私は全然違う世界に戻って
きちゃったよ
「捕まって……ないかな」
青空を見て、呟いた……