おかしな二人


どのくらい経っただろう。

グースカピーと寝息を立てていたら、おでこにいきなりの衝撃がっ。

「イタッ!」
「何、寝とんじゃ!」

あたしにでこピンを喰らわせた水上さんが、傍で仁王立ちしている。

ゲッ!
いつの間に。

焦って起き上がり壁の時計を見たら、既に七時を過ぎていた。

あちゃー。
やっちゃった。

「ご、ごめんなさい。すぐご飯作るからっ」

慌ててソファから立ち上がり、キッチンへダッシュ。


< 53 / 546 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop