おかしな二人
どのくらい経っただろう。
グースカピーと寝息を立てていたら、おでこにいきなりの衝撃がっ。
「イタッ!」
「何、寝とんじゃ!」
あたしにでこピンを喰らわせた水上さんが、傍で仁王立ちしている。
ゲッ!
いつの間に。
焦って起き上がり壁の時計を見たら、既に七時を過ぎていた。
あちゃー。
やっちゃった。
「ご、ごめんなさい。すぐご飯作るからっ」
慌ててソファから立ち上がり、キッチンへダッシュ。