おかしな二人


キッチンへ行き、グラスに水道の水を注いで一気飲みした。

「ぷはぁーっ」

浄水機能のついた水道水は、カルキ臭さがまったくなくて美味しい。

そうこうしている内に、シャワーを浴び終わった水上さんがリビングへやってきた。

「俺にも水」

言われるままに、水道水をひねりグラスに水を注いで手渡す。

「はい」

しかし、水上さんはムッとして受け取らない。

あれ?
更に怒った?
なんで?

「あほかっ」


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