スイーツのような君の笑顔
教室に戻ると、即様机に座る、

「ねぇねぇ、歌ちゃんは友達とか作らないのぉ?」

「高校は、勉強する所であって友達なんて、いても意味がありません」

嘘、本当は欲しいのに、また嘘ついて
勝手に傷ついて…

「って!いつの間にいたの⁈」

「ずっといたじゃん!気づなかったのぉ?」
隣には、蓮斗がいた。


「ねぇさ〜友達作らないって本当ぉ⁈」

「本当ですが」

ほら、また嘘ついて

「へぇ〜あっ!そういえば、近くに新しいカフェができたって、知ってた?」

「知りません」

「行かない?」

「行かない」

友達も、親友もいらない。また傷つく
だけだもん
「あっ!ちょっと、!」

「1人じゃ入りづらいし、つ.き.そ.い!」

「付き添いって…私は友達なんて、いらないって」

手を振り払ってしまった。

「友達じゃないもん!付き添い」 友達じゃない…何で…こんな人どうでもいいじゃん。

「行きます…」

「アハハっ!ヤッリ〜」

蓮斗は、わたしの手を引いて外へ


ふぁぁ〜なんか、甘い風…

甘い風が私の頬になびく
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