ラブ&コメ
太陽が徐々に、高く昇っていくのと同時に、私のお腹が…


ーギュ~~ー


雰囲気をぶち壊す音を鳴らす。

朝ご飯を食べてなかったせいなんだけど、、、


慌てて、誤魔化すようにアーと声を出してみたが時すでに遅し・・・


「ふふ。飯でも行くか?」



「…うん。」


私は苦笑いを浮かべ照れて返事をした。

あちゃー、ホント恥ずかしいよ、、、


スッとサトルは立ち上がり、私に手を出して


「よし、店は俺が決めるぞ~。」


と、笑って言った。
私は、うん、いいよと言いながら、笑っている。

気づけば、涙が止まっていた。

差し出された手を掴み、スッと私も立ち上がって公園を後にしたーーー
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