ラブ&コメ
どこの店だっていい。

一歩後ろで、サトルの大きな背中を見つめながら思う。


やっぱり、私はサトルのそばに居ると心が落ち着くし、癒されていくのが解る。

もちろん、私の面白くない話を真剣に聞いてくれる、
そんな優しいサトルの事が大好き。


一歩後ろにあった私の足は、サトルのスラッと長い足に並べて一緒に歩く。


そして、さりげなくサトルの左腕に腕を回す、、、


「おい、スミレ…。」


ちょっと、照れくさそうにサトルはしているが、
私には関係ない。


だって、誰に見られても、誇れる素敵な彼氏だから。


恥ずかしい気持ちもなく、お店に着くまで、ラブラブカップルのように寄り添って歩いていく。
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