ラブ&コメ
音がした方に、目を向けてみたら、サトルが、夏草カヲルの前に立ち、
握り拳を作っていた。


そして、ベッドの上に座っていた夏草カヲルは、横になって右頬を押さえて、痛がっていた。


一瞬何が起こったのか戸惑ったけど、なんとなく状況はつかめた。


「夏草さん、アンタ最低だよ!」


少し呼吸を荒げて、夏草カヲルを見下ろす感じでサトルは、そう言った。
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