ラブ&コメ
すると、私の呟きが聞こえたのか、あの子も急に立ち止まり、とある店に入って行った。


私はチャンスだと思い、限界が訪れている足を一生懸命に前に出し、店に近寄って行った。


3分後、ようやく店の前まで到着してみると、、、


「あっ、ここ…」



本日2回目となる、モヤシ専門店。


外から中を覗いてみたら、あの子がテーブルに頭をつけて、肩を小刻みに揺らしているのが見えた。

「同じ店に、2回も来るの嫌だけど…仕方ないか…。」


ゆっくり扉を開けて中に入って行く。
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