ラブ&コメ
頭の中でゆっくり整理し終えると、


俺も窓に目を向けて、缶ビールを手に取る。


2、3度振ってみたが…空っぽ。


「夏草さん…名前ぐらい聞いとけば良かったのに…な」


そう、名前を聞いとけばすぐ見つかってたと思う。


「まぁ…夏草さんらしいか」


まさか…その女の子がスミレでした…ってオチじゃないよね?


「………」


作者にその女の子がスミレじゃないようにと、お願いしながら、
俺も部屋を出て2人を探しに出かけた。
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