ラブ&コメ
「はい?なんで私まで大阪に行かなきゃいけないのよ!仕事があるから行けるわけないじゃないですか!」


テーブルにグラスをドンと強く音を鳴らしながら置き、強く言った。


「なんでって言われても、僕達コンビだし。一緒に行かないと意味がない。仕事、辞めたら?」


この言葉に私の頭の中で、プチンと何かが切れる音が聴こえ・・・


「仕事辞めたら?簡単にそんな事言わないで下さい!」


今までにないぐらいに、私は怒りを感じた。


佐藤さん以外で、初めて怒りを覚えた。

「ゴメン。そういうつもりじゃなくて…じゃあ、1ヶ月だけ休めない?」


と、私が怒ったのに動揺しながらも変な提案を持ちかけてくる。
< 93 / 251 >

この作品をシェア

pagetop