ごめんね。


「あ‥のさ‥あの‥
付き合って‥。」


小さい声で
あたしは言った。


少しの沈黙。




「えっ?!マジで?!」


驚く木村にあたしは
頷く。





顔をあげて木村を見ると


困った顔をして‥


「少しだけ待ってくれる?」


そう言った。



「あっ‥うん。いきなりごめんね。」



*
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