DL♥ロマンティックに抱きしめて。


「き…桐谷先生…。」

「”何故?”って顔してるね。…いいよ。教えてあげる。ただし…。」


間違いなくクスッと笑った目の前の彼の姿が視界から消える。




―……え?




と同時に感じた頬への熱。

そして、耳に届いた。



――彼の言葉。








「条件がある…今日の夜9時。迎えに行くよ。」

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