DL♥ロマンティックに抱きしめて。
急に大声を出した私に、驚きを隠せない目の前の先生。
冷静に考えればいくら生徒であれ、女を家に連れ込んだとなれば大事になるはず…!
「せ…先生…ご家族の方は…?」
押しつぶされそうな程感じる罪悪感。
わ…私。
なんてことしちゃったの…。
ご…ごめんなさい…。
次第に歪む視界。
止まる事を知らないソレは徐々に私の前を見えなくしていく。
「…俺の?親父とおふくろなら実家の長野に…
…え?
お父様とお母様?
「じゃ!じゃなくて!!奥さんと息子さんです!」