DL♥ロマンティックに抱きしめて。
苦しくても…。
それでも…
離れたくないと思ってしまうのは、
貴方のこのキスが、
どうしようもなく気持ちよくて、
愛しいから…。
「…ちゅっ…」
そんな恥ずかしい音を立てて離れた私達の唇。
その唇から少し視線を上げれば、困ったような顔の…蒲生先生。
「…そんな顔、どこで覚えたんだ?」
「…え…?」
息が落着かない。
顔に感じる熱も冷めるのを知らず、むしろ体中暑くなってしまっている。
だからかな…?
目の前の貴方の言葉が上手く理解できないの…。
「…俺以外に、絶対に見せないで。」