DL♥ロマンティックに抱きしめて。
そう言って、余裕の無いような顔を少し見せ、また私の唇を奪う貴方。
私の頭を包む貴方の手が微かに動いて、それさえも気持ちよく感じる。
そして、スーッと離れる感覚。
感じたソレに目を開ければ、困ったように優しく微笑む貴方の顔。
「…大人げないな。ごめん。」
そう呟きながらそっと私を抱き起こしてくれた。
お互い座った状態になると、少しずつにこみ上げて来る恥ずかしさ。
わ…わたし…
先生と…キス…。
夢に見たソレとは全く違う大人なキス。
そして実際に感じた、
先生の唇の感触。
あんなにも…
あんなにも気持ちいいなんて…。