DL♥ロマンティックに抱きしめて。
そんな私に暫く黙ってた先生は、「いいよ。」と優しく呟き、少し間隔をあけてそっとベットに座った。
ゴシゴシと髪をタオルで拭く音が響く。
そんな中、私の心は今にも大爆発を起こしそうな程、暴れていて。
ど…どうしよう…。
しゅ…俊也さんが…は、裸で…側に…。
逃げ出したくなる気持ちと、そうでないという気持ちが争う。
現実に戻されたのは、フフと笑った先生の声が耳に届いた時だった。
「…緊張…してる?」
目を向ければまだ湿っているであろう髪の間から見つめる優しい瞳。
照明の光に照らされたその姿は、凄く綺麗で。
けれど、どうしようもなく恥ずかしくなるのは、きっとその優しさの中に表現出来ない程の色気を感じてしまうから。
「え…えっと…。」