DL♥ロマンティックに抱きしめて。
―…きっと、凄く気を使ってくれている。
リビングで見せたあの余裕の無い表情を見れば、バカな私でもそれは分かっちゃうわけで。
先生とする事が”早い”とか”嫌”なんて思えない。
時間なんて関係無く思っちゃうのも、嫌なんて気持ちが少しも無いのも、全ては…貴方だから。
その気持ちが伝わって欲しい。
そう思いギュッと目の前の存在に抱きついた。
「…くみ?」
耳に入るその言葉に、返事をする余裕が私には無くてコクッと頷くと、気持ちが通じたのか、
「…愛してる。」
そう呟いて、また深くキスをしてくれた。